制作年月日：2006年2月
サイズ：SM号(158×227mm)
材料：雲肌麻紙・顔料・膠・箔
個人蔵

　お茶のひととき、鯛焼きを猫がまんまとせしめている場面が描かれています。くわえた鯛焼きがあまりにも香ばしくて美味しそうな為、嬉しさのあまり目が細くなってしまっています。素晴らしいモノを手に入れる為には代償として苦労を伴うのが普通ですが、この猫は何事も無かったの様に手に入れる事に成功してしまっています。
何かと不安や気苦労等が多いこの世の中ではありますが、頂いた鯛焼きに、更に熱い緑茶までご丁寧に付いてきてしまう様な、、、そんなオイシイ目にも時にはあやかっても許されるのではないでしょうか？

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